岡山県指定重要文化財本山寺霊廟保存修理工事③ 2020年 6月 20日 Sat 管理者 傷んだ土台の取り換え、柱の腐食箇所の根継ぎを行うための、揚屋工事中です。 柱を掴み慎重に揚げていきます。所謂ジャッキアップですね。 車のジャッキアップがイメージしやすいでしょうか。 今回は、傷んだ土台等の取り換えを行います。 持ち上げる柱をしっかりと補強し、慎重にあげていきます。 赤く囲っている部分で、しっかりと上昇したことが確認できます。 今回は、約50㎝ほどジャッキアップしています。 土台と柱が切り離され、傷んだ部位が確認できます。 傷んだ土台を取り替えていき、柱においても腐食部分等を根継ぎしていくこととなります。 寺院 /本山寺(美咲町) 神社
岡山県指定重要文化財本山寺霊廟保存修理工事② 2020年 6月 18日 Thu 管理者 こけら葺きの屋根の解体へ入っていきます。 こけら葺きは、薄板を用いて施工されます。文化財の建物などに多く見受けられます。 材料には、ヒノキ、サワラ、スギなどが使われます。 次は、屋根が取り払われ、屋根部分を解体していきます。 野地板を取り外していきます。 屋根の中が見えてきましたが、傷んだ箇所が多く見受けられます。 可能な限り、当時の材料をそのまま使用できるよう、損傷や劣化の部位を確認していきます。 損傷や劣化の少ないものは、そのまま使用しますが、損傷や劣化が激しいものは、補修を施したり 取り替えていくこととなります。 寺院 /本山寺(美咲町) 神社
岡山県指定重要文化財本山寺霊廟保存修理工事① 2020年 4月 10日 Fri 管理者 岡山県指定重要文化財 本山寺霊廟保存修理工事 着工前です。 屋根の葺き替えのため、足場を組み、仮の屋根(素屋根)で囲っている様子。 素屋根 完成。 素屋根内部の様子(コケラ葺き解体前) 寺院 /本山寺(美咲町) 神社
日本第一熊野神社 2018年 10月 23日 Tue 管理者 重要文化財熊野神社本殿保存修理工事 おかげ様で、平成29年11月6日より行われた、保存修理工事も無事完成しました。 21日には、見学会と、祝賀会が盛大に執り行われました。 延べ人数として、300人程の方が、御来宮されたそうです。 見学会と合わせて、 子供太鼓、 坂東流日舞、 呼松太鼓 などが祝宴を盛り上げて頂き、 御清めの放水では、きれいに虹が現れました。 尚、今日は、竣工検査も無事終わり、引き渡しが行われました。 神社 /神社 /日本第一熊野神社 /日本第一熊野神社 神社
日本第一熊野神社 2018年 9月 28日 Fri 管理者 日本第一熊野神社第2殿保存修理工事 屋根工事 塗装工事 雑工事と進み 仮設の屋根も取れ、昭和9年改修された姿がご覧いただけます。 10月21日午後には一般公開・完成祝賀会が開催されます。 神社 /神社 /日本第一熊野神社 /日本第一熊野神社 神社
日本第一熊野神社 2018年 8月 10日 Fri 管理者 塗装工事、向拝蟇股を残し、 胡粉・丹弁柄・黄土塗り、最後に墨が入り殆ど塗り分けられました。 神社 /神社 /日本第一熊野神社 /日本第一熊野神社 神社
日本第一熊野神社 2018年 7月 19日 Thu 管理者 塗装工事 胡粉塗りの次は、いよいよ全体が丹弁柄色に塗りあげられます。 細かいところの色分けも、職人技フリーハンドで素晴らしい。 昭和9年にされていた塗装の痕跡調査を踏まえて、丹弁柄の色味が決められました。 塗って直ぐは朱っぽいですが、乾いてくると落ち着いた色合いになってきます。 神社 /神社 /日本第一熊野神社 /日本第一熊野神社 神社
日本第一熊野神社 2018年 7月 13日 Fri 管理者 塗装工事、木地固めが完了して、まずは胡粉塗りで真っ白に、 胡粉は貝殻を細かく砕いた粉を、膠(ニカワ)を足しながら、 熟練の職人さんが、大きな乳鉢でこねてこねてこねてこねて作ります。 神社 /神社 /日本第一熊野神社 /日本第一熊野神社 神社
日本第一熊野神社 2018年 7月 2日 Mon 管理者 塗装工事:膠の希釈液による下地塗り(木地固め) 塗装工事:胡粉塗りの下地にはもう一塗り、礬(どうさ) いよいよ、木肌に色が付けられます。 先ずは、胡粉で白くなります。 (胡粉:主原料は貝殻を磨り潰したものと膠の希釈液) 非常に細かい作業です。 神社 /神社 /日本第一熊野神社 /日本第一熊野神社 神社