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日本第一熊野神社

先日解体した、銅板覆いに続いて、箱棟(木部)の解体です。

先ずは、箱棟を解体して、獅子口(鬼板)を取り外します。
部材を傷付け無い様に、慎重に。

大バラシした箱棟は、そのまま足場の上で木部の腐朽・破損状況が調査されます。
設計・監理で入られている、文化財建造物保存技術協会の方によって、修理方針の指示を受けます。


 

 

日本第一熊野神社


今日から屋根の解体が始まりました。
檜皮葺きの屋根を解体する前に、箱棟に取り付けてある、千木・勝男木を取り外します。

次に、番付した箱棟の銅板覆いを、下地の木材を傷めない様、丁寧に解体していきます。
今日の作業はここまで。板金屋さん、お疲れさまでした。

 

日本第一熊野神社

今日は、工事の着手に際して、安全祈願祭が行われました。 


氏子、総代、近隣の方々をはじめ、関係者の皆様、大勢参列され盛大に催されました。

神事も終わり。
子供たちによる和太鼓の演奏がとても素敵でした。
これから1年少々かけて行われる、保存修理工事が無事に完了されるのを祝っていただけている様な、
とてもいい天気の1日でした。

 

 

 

 

重要文化財旧閑谷学校聖廟中庭、東階・西階保存修理工事 完成

昨年度より、工事させて頂いていた、旧閑谷学校校門から真っすぐ奥に見える建物で、孔子様が祀られている、聖廟の手前にある中庭、東階・西階の保存修理工事が
完成いたしました。
中庭


     中庭内部            中庭背面

      東階             東階内部     

      西階              西階内部

備前近くへ御出での際は、お越しください。
 

 

 

 

客殿改修工事

今年の春から進めて来た 客殿改修工事
この建物の場合、屋根部分桁から上を既存部分として、残したまま揚屋をして、基礎新設を含めて柱から下を改修するという工事です。 
 解体→揚屋→基礎→木工事 と進んで、
実肘木を据えた側柱が立ち並び補強の丸太梁が揚がったところで、これから柱で支えます。
普通の 土台→柱→梁 という順番とは逆なので、大工さんも大変です。